自由診療
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男性型脱毛症(AGA: Androgenetic Alopecia)は、成人男性に最も多く見られる脱毛症で、思春期以降に始まり、徐々に進行するのが特徴です。髪の生え際が後退したり、頭頂部が薄くなったりするパターンが多く見られます。
主な原因は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が、毛根に存在する「5α還元酵素」という酵素の働きによって、より強力な「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換されることです。このDHTが、髪の成長期を短くしてしまい、髪が太く長く成長する前に抜け落ちてしまうことで、薄毛が進行します。
当院では、AGAの進行を抑制するための内服薬として、「フィナステリド」と「デュタステリド」を処方しております。どちらも5α還元酵素の働きを阻害するお薬です。
主に頭頂部の薄毛に影響する「Ⅱ型」の5α還元酵素を阻害します。世界中で広く使用されており、AGAに対する主要な薬剤です。
「Ⅱ型」だけでなく、生え際にも関与する「Ⅰ型」の5α還元酵素も阻害します。そのため、フィナステリドよりも強力な効果が期待され、発毛効果が約1.6倍であったという報告があります。副作用に関してはフィナステリドよりやや高いとされています。
どちらの薬剤が適しているかは、患者様の症状やご希望に応じて医師が判断いたします。
当院では、しみ、肝斑、肌荒れなどのお悩みに内側からアプローチし、健やかで美しい肌を目指すための「美容内服薬」をご用意しております。
メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぎます。また、コラーゲンの生成を助け、肌のハリを保つ働きもあります。
強い抗酸化作用で、肌の老化の原因となる活性酸素から細胞を守ります。また、血行を促進し、肌のターンオーバーを整えることで、くすみの改善や肌荒れの予防が期待できます。
メラニンを作り出す細胞(メラノサイト)の活性化を抑えることで、特に肝斑の改善に効果を発揮します。また、抗炎症作用もあり、肌荒れを鎮める効果も期待できます。
これらの薬剤を組み合わせることで、体の内側から総合的に美肌をサポートします。
当院では、これらの薬剤について、医師の診察のもとで処方を行っております。AGA治療薬については、副作用の確認のため、定期的な血液検査をお願いする場合がございます。
美容内服薬についても、安全に内服していただくために、既往歴やアレルギー歴などを丁寧にお伺いします。
| フィナステリド 1mg 28錠 |
5,000円 |
|---|---|
| デュタステリド 0.5mg 30錠 |
7,000円 |
| シナール配合錠 100錠 |
1,800円 |
| ユベラ錠 50mg 100錠 |
1,800円 |
| トラネキサム酸カプセル 250mg 100CP |
3,000円 |
美容内服セット
|
5,500円 |
| 初診料 | 2,000円 |
| 再診料 | 無料 (お薬を購入される場合) |
| 血液検査 | 3,000円 |
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